情報公開審査会における口頭意見陳述

本日午後、情報公開審査会で発言した内容は以下のとおりです。ブログのコピーを資料として提出してありますが、作成された日付がブログタイトルの日付と違うことについて質問がありました。3/3に情報公開してからは、公開された部分の書類の日付に合わせてブログカレンダーを遡って、画像添付等してあります。いつに、どんな事実があったか、が、初めて読む人にも時系列で解りやすいようにと思い、そうしました。

1　「個人情報」も基本的人権だが、同様に、「知る権利」も基本的人権であることから両方を担保するように行政は最大限の努力をすべきだと思います。

2　行政へ提出された応募の作文は、他人に知られたくない個人情報ではないはずです。

3　行政はむしろ、いかに公開するかを考えなければならないはずです。

4 　情報公開において、これまで判例が無いから公開しない、という理由は理由とはいえないと思います。
　　
　　
　私は 「知ることができる」　為に公開請求をしました。しかしながら、請求したのに　「知ることができなかった」。
　Watch　ではなくて、See　。　見せる、見せないではなく、知らせてあげる、知らせる努力をする、それなのに、今回の行政の対応は、それを怠っていると思います。

もしも今回と全く同じ事例が過去にあったとして、それが非公開のままという判決だったとしたなら、その判例も覆されるような審査がされることを期待します。
　　　
もしも、これまでに、公開されたという判例がない、という理由で公開されないのでしたら、審査会の要項に「判例が無い場合は却下なので、審査会を開いても無駄である」と、その旨記していただかないといけないです。そうでなければ、審査会を開く意味は無いです。一生懸命したことが、無駄になるのはいやです。

情報公開について総務課以外の人に尋ねたら、「よくわからない」との返答がありました。まして、一般市民は情報公開のことに詳しくないものです。
　　
当たり前かもしれませんが、日進市の為によかれと思って無償で動いてきました。私のような一般市民にしてみたら、大変な労力を要するものでした。

　「知る権利」について日本の歴史に残る審査を期待しています。よろしくお願いいたします。