公募委託事業のゴタゴタ

市民公募型の委託事業で、いろいろゴタゴタがあったようですね。ひとつひとつについては、詳しく書きませんが、どうして・・・

こういうことが発生するのか。それは整理しておかないといけないと思います。

まず、委託事業は、市の事業（市の主催・責任）です。NPOの事業ではありません。ということは、NPOが市の事業を提案したにしても、委託されたにしても、市の主催する事業です。つまり、NPOは市の代わりに主権者として、事業を代行するということです。間違えていけないのは、協働委託はルールブックにもあるように、民間企業への委託とはまったく性格の異なるもので、主権者で、主人公で、納税者の市民が、NPOという組織でこれを実行するということです。

ゴタゴタしたという今回の話は、決着したようですが、とりあえず、決着することよりも、どうしてゴタゴタしたか。市の職員もNPOも、その理由をきちんと整理しておくことが一番大切です。そうでないと、また次にもゴタゴタが発生するでしょう。